FABB WOMEN#03: 本庄みどりさん「好きなことで輝くママになる」

家庭を優先しながら空いてる時間を活用したい。その気持ちは在宅ワークに関心がある方、皆さんに共通するものではないでしょうか。

現在、在宅でグラフィックデザインの仕事をこなす本庄みどりさんは、8才と4才の男の子2人を育てているお母さんです。

下のお子さんが1歳を過ぎてから始めたこの仕事も3年ほどが経ちます。

今回は本庄流の在宅でのワーク&ライフの楽しみ方を聞いてみました。

 

楽しさはやりがいになる

仕事が楽しいと、不思議と日常生活もいきいきと過ごせるものです。

Webを使ってチラシやロゴ等のデザインをしている本庄さんは、とても楽しんでお仕事をされています。

アイディアが浮かぶまでは毎回苦しくて大変だそうですが、それでも続ける理由は、作品が出来上がりお客様に喜んでもらえることが嬉しいから。

そして、デザインの仕事が好きだから楽しい、と思えるからだそうです。

変化の早い流行に乗り続けるためにもスキルアップは欠かせません。

外出先ではひらめきの参考になるものを探すなど、日ごろのちょっとしたことにも反応をし、勉強し続けていることもやりがいのある仕事に結びつく理由でしょう。

 

秘訣は時間の管理

本庄さんが作業に打ち込むのは朝9時から午後2時まで。下のお子さんが幼稚園から帰ってくるまでの空いている時間で、

作業だけでなく、日によってはお客様との打ち合わせも行います。

夕方は上のお子さんの宿題をみたり、習い事への送り迎えや夕飯を作るなど、母として主婦としての家事を一通りこなします。

あれもこれもと辛くならないコツは、適度に気を抜くことです。

家事をスムーズに進めるために、一つひとつの作業にかかる時間を把握し、効率良く動けるようメモ書きを活用しています。

そして仕事に関しては、納期に間に合わせるために時には子ども達が寝た後や早朝に仕事をすることもあるそうですが、基本的には早めに仕事が終わるようにあらかじめスケジュールを組んでしまうそうです。

自分の役割をおろそかにしない程度に気を抜きながら時間の管理をすることで、家庭と仕事のバランス良い充実した毎日を過ごしている様子が伺えます。

 

(画像参照:松本経済新聞

 

5年後10年後の自分を想像する

在宅ワークを上手に生活の一部にしている本庄さんですが、在宅ワークを始めてから2年ほどは仕事の量が増えないことや収入につながらないことに悶々とする日々を送っていたそうです。

扉が開いたきっかけは、企業の方とお母さんたちが気軽に話せる場のイベントに参加したことでした。

そこでの人との出会いと様々な場所での交流の広がりが、今の順調な在宅ワークに繋がり始めました。

 

「5年後、10年後にどんな仕事をしていたいかをイメージすると、今、自分が何をしたら良いかが見えてくる」と本庄さんは言います。

 

本庄さんは積極的に講座やセミナーに参加をし、交流会では出会った方と自作の名刺交換をします。名刺には顔写真といっしょに、自分ができる仕事内容のアピールメッセージを載せています。

今は家にいながら楽しく仕事をされていますが、お子さんの成長に合わせ色々な条件が合うときがきたら在宅ワークだけにとらわれない働き方も視野にいれているそうです。

仕事の幅を広げるために勇気をもって第一歩を踏み出したこととアピール方法を工夫したことにより、今では知り合った方から直接仕事を頂くことや、紹介で仕事が舞い込んでくることが増えたということです。

 

インタビューを終えて

子どもとの距離も仕事との距離も、自分にとってのベストバランスを知っているのが本庄さんのすごいところです。それによって活き活きした毎日を過ごせている様子が伝わってきました。好きなことに夢中になることは人を輝かせるのですね。

工夫によっては自由に時間を使え、自分にも家族にも負担をかけずに取り組むことが出来る一つの働き方が在宅ワークのスタイルです。家庭のためか、自分のスキルアップのためなのか。なんのために在宅ワークを選んでいるのか、しっかりとした目的をもつことが、より楽しく在宅ワークを続けていける秘訣なのだと思いました。

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