2016.09.17

イベント

【イベントレポート】iPad活用コミュニケーション講座

アイカツ(iPad活用コミュニケーション講座)は、長野県自閉症協会北信地区いとぐるまの会主催の連続講座で、ドロップレット・プロジェクトの皆さんに協力を頂きながら2012年から毎年開催しているという、コアな世界では人気の講座です。

 

話し言葉でのコミュニケーションに困難さを抱えているお子さんとのコミュニケーション方法の一つとしてiPadを利用している方や今後、利用を考えている方が参加されています。

今回は埼玉県からご家族で参加された方をはじめ、県内各地から参加されていました。

 

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子どもに使ってほしくないアプリは入れない

今回のテーマは「iPadを家庭で使おう」。

子どもに携帯やiPadを持たせるときの悩みは「ゲームアプリしかやらない」「YouTubeばかり見ている」ではないでしょうか。

その悩みを解決する方法はただ1つ!

子どもに使ってほしくないアプリは入れない、とのことです。

 

アクセシビリティを設定する

そうは言っても、iPadなどは便利な道具として使いたいものです。

Appleのサイトでは、「iPhone、iPad、iPod touchは直感的に使えるだけでなく、障がいがある方にiOSの楽しさと便利さを体験していただけるよう、様々な補助機能も標準で搭載しています。(http://www.apple.com/jp/accessibility/)」とあるように、知らないともったいない機能があります。

 

それがアクセシビリティ機能です。

設定アプリの「一般」の中にあります。

視覚サポートとして、文字やアイコンの大きさを変えたり、色を変えたり、学習サポートとして使えるアプリを限定させることもできます。知らない間に広告ページをクリックしていた!ということのないよう、子どもに使わせる際には事前準備をしておきましょう。

気になる方は試してみて。

次回は10/22(土)9:30~12:00「iPadとお出かけしよう」です。

タブレットで計画を作り、見通しをもって出かける方法を学びます。

 

主催者情報はこちら。

長野県自閉症協会北信地区いとぐるまの会

ドロップレット・プロジェクト
視覚支援のシンブルマークとして全国的に利用されているドロップスの開発・デザインだけでなく、話し言葉でのコミュニケーションを苦手とする、自閉症や言語障害を持つ方のコミュニケーションを助けるVOCAソフトウェアDropTalk (ドロップトーク) の生みの親です。

 

(FABBの本棚にあります)

 

 

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