アイカツ(iPad活用コミュニケーション講座)は、長野県自閉症協会北信地区いとぐるまの会主催の連続講座で、ドロップレット・プロジェクトの皆さんに協力を頂きながら2012年から毎年開催しているという、コアな世界では人気の講座です。
話し言葉でのコミュニケーションに困難さを抱えているお子さんとのコミュニケーション方法の一つとしてiPadを利用している方や今後、利用を考えている方が参加されています。
今回は埼玉県からご家族で参加された方をはじめ、県内各地から参加されていました。

子どもに使ってほしくないアプリは入れない
今回のテーマは「iPadを家庭で使おう」。
子どもに携帯やiPadを持たせるときの悩みは「ゲームアプリしかやらない」「YouTubeばかり見ている」ではないでしょうか。
その悩みを解決する方法はただ1つ!
子どもに使ってほしくないアプリは入れない、とのことです。
アクセシビリティを設定する
そうは言っても、iPadなどは便利な道具として使いたいものです。
Appleのサイトでは、「iPhone、iPad、iPod touchは直感的に使えるだけでなく、障がいがある方にiOSの楽しさと便利さを体験していただけるよう、様々な補助機能も標準で搭載しています。(http://www.apple.com/jp/accessibility/)」とあるように、知らないともったいない機能があります。
それがアクセシビリティ機能です。
設定アプリの「一般」の中にあります。
視覚サポートとして、文字やアイコンの大きさを変えたり、色を変えたり、学習サポートとして使えるアプリを限定させることもできます。知らない間に広告ページをクリックしていた!ということのないよう、子どもに使わせる際には事前準備をしておきましょう。
気になる方は試してみて。
次回は10/22(土)9:30~12:00「iPadとお出かけしよう」です。
タブレットで計画を作り、見通しをもって出かける方法を学びます。
主催者情報はこちら。
※ドロップレット・プロジェクト
視覚支援のシンブルマークとして全国的に利用されているドロップスの開発・デザインだけでなく、話し言葉でのコミュニケーションを苦手とする、自閉症や言語障害を持つ方のコミュニケーションを助けるVOCAソフトウェアDropTalk (ドロップトーク) の生みの親です。
(FABBの本棚にあります)