2018.03.18

レポート

大谷春花さんが案内する「ちょっとうれしくなる日常の小さな幸せ」旅

いいお天気に恵まれた2月最初の日曜日。まちあるき最終回の今回は、大学時代を長野市で過ごしたという流しのEnglish teacher、太谷春花さんこと「はるちゃん」が案内人です。
朝10時半。10代の大学生から50代の旅行者まで、今回も幅広い参加者さんたちがシンカイ金物店に続々と集まってきました。
「今日はどちらから?」シンカイのオーナー、小林隆史さんが用意してくださったチョコレートを食べながら会話がちらほら出始めたところで、イベントスタートです。

一か所目は、集合場所でもあるここ、シンカイ金物店。
2011年にスタートしたこの場所は、オーナーの小林さんが学生時代から住んでいる住宅+オープンスペースです。カテゴリーを決めず、不定期でイベントを開催しているという、大人の遊び場感がたまりません。
始まりは、「一緒にメシ、食いたいね!」という友達との会話だったそう。「リノベーションをして住み始めたんですが、街の人から声をかけていただくことも多くて嬉しかったです。「ここでヤカン買ったんだよ〜」なんていう思い出話をしてくれるおばあちゃんとかいて。」と小林さん。その当時から知り合いだったというはるちゃんからは、「クタクタの実習のあとで、みんなでここで喋ってたよね。」なんていう思い出話もありました。
直近のイベントでは4月7、8日のやってこマーケットに注目!大家さんから引き継いだという「シンカイ」のハッピをまとった小林さんに、ぜひ会いに行ってみてくださいね。

みんなで集合写真を撮って、さて次のスポットは?
「こんな路地、歩くの初めて!」ワクワクした様子の一行を出迎えてくれたのは、店主のきむ兄と様々なサイズの金具たち。ここOND WORK SHOPは、ベルトを中心とした革製品を扱うお店です。「こんな雰囲気にしたい、こうやって使いたいなど、お客さんとの打ち合わせは入念に。なるべくシンプルなものを心がけ、一人一人に提案をするようにしています。」ときむ兄。お店のほか、県内のイベントにも出店しているそうなので、見かけた際には要チェックです。案内人はるちゃんのカバンもきむ兄作、なんだとか。

「出身はどちらですか?」「あ、同じ!」なんてちょっと距離が近くなってきた参加者さんたち。足取り軽く向かったのは3つ目のお店、セレクトショップのRogerさんです。
ヨーロッパを中心に、カラフルで楽しい雑貨が並ぶ店内。もふもふのハタキに癒される人、カエル形をしたクッキー型を手にとっては置き、を繰り返す人。オリジナルの長野模様のマスキングテープに感激する人・・・みんな思い思いに、雑貨を楽しみました。

さて、そろそろお腹が空いてくる頃。今日のお昼ご飯は「旬菜麺酒 つた弥」さん。お肉に魚、数あるメニューに悩みながら楽しいランチタイムです。「鍋もあるんだね!今度夜、飲みに来たいね。」なんていう声もちらほらと聞こえていましたよ。

お腹がいっぱいになったところで店外へ。「こんなに寒かったっけ?」の声に反応するかのように雪がちらつく中、善光寺の坂道をくだります。
到着したのは、ナノグラフィカさん。縦に長い町屋風の土間に面して、喫茶スペースになっている畳のお部屋。「ここはいつも区切られてなくて、畳に座るといろんな人と仲良くなれる、そんな場所なんです。」と案内人はるちゃん。店先にはチラシコーナーやご自由BO Xも設置されていましたよ。なにか素敵なものを見つけたい、そんな時には足を運んでみたらいいかもしれません。

さて。ここで本日のトークゲスト、ゆりっぺさんが合流。
最後の目的地、豆暦さんへと向かいます。
「昔ながらの、色とりどりのお茶菓子がとっても魅力!」の案内の通り、店内で待っていたのは優しい色と形のお菓子たち。ちょうどホッとする甘さが欲しくなる時間帯。参加者さんたち、もれなく思い思いのお菓子をゲットしていましたよ。案内人はるちゃんの定番は、素朴な甘さにハマる「そばボーロ」とのこと。

街の喧騒の中でも、一歩奥に入るとゆったりと心地いい生活を楽しむ空気が流れる善光寺門前。せわしなさを忘れて歩いてみると、ちょっと違った景色が見られるかもしれません。

続いて、「長野のまちと暮らしを知る」トークセッション。今回の会場は、善光寺から歩いて5分、地域のお母さんたちが作る食堂「ゆめママキッチン」です。
ゲストとして登壇したのは、流しのEnglishteacherはるちゃん。会社員として勤めながらライブ活動も行なっているゆりっぺさん。教員をしながら市内の演劇にも参加している松山ゆみさんと、8月に長野市に引っ越してきたばかりという池田みどりさん。
「私には長野市がちょうどいい」という4人を中心に、日々感じている長野の暮らし。ライフスタイルの変化によって難しさもあるのが女性特有の状況です。同時に「やりたいことがある」ことを良しとする世の中の風潮に対して、難しさを感じることも。最後は不安を感じる学生たちに4人が答える場面も多くあり、まず目の前のことを一生懸命取り組む、その上で出てくるやりたいことを向き合うことで本当の「やりたいこと」が見つかっていく。そんな話だったように思います。
「死ぬこと以外はかすり傷!」と、たくましい言葉も飛び交いつつ終了した今回のトークセッション。参加していた学生さんたちの顔が、最後にパッと明るくなっていたのが印象的でした。ポイントは小さな積み重ねと、しなやかな軸。やりたいことに向かっていくためのスモールステップが、この長野市にはたくさんある。そんなことを感じました。

案内人

太谷春花さん

長野県大町市出身。信州大学教育学部に在学中、善光寺界隈のイベントにスタッフとして参加。また学生仲間とフリーペーパーを発行し、さまざまな活動をしている大人と出会う。卒業後は中学校教員として勤めたが、やりたいこととやっていることのギャップに苦しみ、退職。現在は県内各地で英会話を気軽に楽しむイベント「いーたいむ!」を企画・運営している。流しのEnglish teacher!

今回訪れたお店

Roger

長野市長野上西之門町604-1 Tel:026-217-7929
営業:10:00〜16:00 不定休
http://www.zakka-roger.biz/

旬菜麺酒 つた弥

長野市長野横沢町1483-2 Tel:026-234-2345
営業時間:11:30〜14:00(L.O. 14:00)17:30〜21:00 (L.O. 21:00)火曜定休
http://tutaya.jpn.com/

豆暦

長野市西町1042-2 Tel: 026-219-2629
営業時間:9:00〜18:00 火曜、第2・4水曜定休

  

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