2017.09.15

子育て , 松本

食物アレルギーがあってもパンが食べたい!作ればいいんだ!

食物アレルギーがあり給食のパンが食べられなかった息子のためにパンを手作りしていました。
パンの手作りと聞くと、手間がかかる、難しそうと感じる方も多いと思います。
でもコツさえ掴めば誰にでも簡単に楽しめるパン作りをご紹介します。

アレルギーとパン

離乳食を始めた時に卵アレルギーに気が付き、家での食事は完全除去していました。。
幼稚園の給食は除去食を用意してもらいましたが、パンの時は持参することに。
売っている卵不使用のパンは固いハード系がほとんどで4歳の子供には噛み切れませんでした。

作り始めたきっかけ

以前からパンが好きで自分で本を購入して作ってみたり、パン教室に通ったこともありました。
パン教室の講師の方に「本を見て独学で作っています」と言ったら「そんな人が一番上手になります」とありがたいお言葉を言っていただいたことを思い出し、持っていたパン作りの本に卵を使わないレシピが載っていたこともあり、作ってみようと思い立ちました。

卵を使わないパンを作ってみます

材料の準備

材料:強力粉 200g
砂糖 大さじ 2
塩 小さじ 1
ドライイースト菌 小さじ 1
牛乳 140 ㏄
バター 20g
牛乳を水に変えて、バターも乳成分不使用のマーガリンやサラダ油を代用し、強力粉を米粉に変えたら乳アレルギーや小麦アレルギーにも対応できます。
とはいえ材料を変えるとこねる過程、発酵具合、仕上がりの歯触りなどそれぞれ変わってくることもあるそうなので、今回はレシピ通りに作っていきます。
ボールに材料すべてを入れて混ぜ、まとまってきたら台に取り出しこねます。
一次発酵(約2倍の大きさ)→ 成形 → 二次発酵(ひとまわり大きくなったら)を経て180℃のオーブンで15分焼きます。

焼き上がり

オーブンのデジタルに映る残り時間が2分を切るころには香ばしいいい香りが漂い始めます。
焼き上がりの音が鳴りパンの裏側も焼き色がついていたら完成。
通気性のいい網に乗せて冷まして、焼き立てパンの香りが部屋に広がります。

焼き立てパンができた!

子供たちの感想

パンを焼くといつも子供たちは焼き立ての香りに気が付いてキッチンに入ってきます。
アツアツをほおばる姿を見ただけで母は達成感を感じていると「おいしい」「おいしい」と言ってくれました。
「もう一個いい?焼き立てはいいにおいだしやわらかくてすぐ食べ終わっちゃう。」
という嬉しい言葉を言ってくれました。

アレルギーっ子の親として

子供たちにパンを焼くようになって8年が経ちます。
長男の卵アレルギーの数値は横ばいで今でも完全除去をしています。
負荷試験をして食べられる量を調べることも検討していますが、日々の食生活では第一に安全を心がけてます。
長男も成長し、親の手の離れた外での行動が増えています。友人達が食べられても自分は食べられないものがあると学習していき、自分で自分を守ることはとても重要だと思います。
でもそれとは別に、家では本当に安全でおいしいものを作ってあげたいと思うのです。

参考文献 

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