2018.02.12

ワーママ

FABB WOMEN#08:長岡春美さん「休職中の時間を使ってやりたいことを実現。自分らしく働くとは?」

薬剤師として精神疾患の患者さんに関わるお仕事をされていた長岡春美さん。

現在は、3歳になる息子さんを育てながら、薬剤師・心理学講師・心理療法家として働くお母さんです。

薬剤師の勤務とやりたかった心理療法家・心理学講師の仕事を両立させ、学びの時間も欠かさないという春美さんに、1日のスケジュールやその管理方法を聞きました

現在の仕事について

−薬剤師として職場復帰をするだけでなく、カウンセリングを始めたキッカケは?

出産前に仕事をしていたときから、薬物療法だけではなく心理療法も必要だと強く感じていました。長男を出産し薬剤師の仕事を休職している間、これはチャンスだと思い、一年間かけて心理学を学ぶことにしたんです。

−休職中とはいえ、勉強と子育ての両立は大変ではなかったですか?  

子どもを主人と主人の実家に預けて、東京へ月に一回通っていました。 学習に関しては、授業を録音しておいて隙間時間に繰り返し復習しました。

家で子どもと過ごしている時間や家事の時間、外遊びや散歩中など、意識すると結構時間が作れます。

頭に入れておきたいことは紙に書き出し、壁に貼って目に入れる。

読むべき本はオーディオブックで入手し、家事をしながら耳で読書を繰り返しました。  それでも自分ひとりでは限界があるので、「子育ては一人でやるもんじゃない」いうモットーのもと、当時から両方の家族にも沢山手伝ってもらっています。

スケジュール管理と生活のコツ

−1⽇の流れ教えてください。

朝は6時半に起床、9時までに息子を幼稚園に送り届けて1日が始まります。 薬剤師として仕事がある日は、9時半~13時半まで薬局で勤務。14時~14時50分まで昼食をとりながら日課であるメルマガを発行し、15時に息子の幼稚園へお迎えに向かいます。

薬剤師の仕事が入っていない日は、送り届けた後10時~12時までが自分の時間です。

心理学講座の開催、カウンセリングやブログの更新などアウトプットをする時間に当てるほか、情報収集や心理学の勉強などインプットも欠かしません。

12時~昼食をとり、13時~メルマガの発行、お迎えまでに家事や掃除を済ませ、勤務している日同様15時にはお迎えに向かいます。 その後21時までは母として家事や育児を行い、寝かしつけた後の21時以降にまた家事やブログ更新、就寝はだいたい25時くらいです。

−毎日目一杯のシケジュール!心がけていることはありますか?

 日常の全てに心理学を生かすこと、です。学んできた実践的なワークは、自分が生活のなかで試し記録し、効果を確認するようにしています。

 例えば朝、子どもが愚図って出かけられない時にイライラすること、あるじゃないですか?その反応の仕方が変化するようにワークを使います。他にもイライラしてしまう場面で地道に繰り返していたら、子どもに対するイライラが全くなくなりました。

 他の人とのコミュニケーションにおいても、その都度、違和感を感じたことを覚えておき、できるだけその日の夜にワークで解消するようにしています。

 あとは、どうしても家族との時間が少なくなるので、コミュニケーションを丁寧にとるようにしています。子どもとはベタベタしてます。まだ小さいこともあり、スキンシップを沢山とっています。主人には常に感謝の心を忘れないように接しています。 家族で出かける時は、仕事を忘れて全力で楽しみます!

心理学の魅力を、これからもっと

 心理学はすべての人の生活に役立ちます。 特に、無意識に働きかける実践的なワークは、必ずと言えるほど効果を実感できます。 ストレスマネジメントだけでなく、 「こうありたい、こうなりたい。」という理想の生活を叶えるためにぜひ知ってほしいなと感じます。

やりたいことにまっすぐ突き進む春美さん。

「今後もどんどん活躍の場を広げていきたい!」と希望を語ってくださいました。

CURATOR

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